子供が亡くなったとき
その1
「早速のお悔み、恐縮でございます。親に先立つ子は親不孝、などと申しますが、とんでもございません。我が子ながらそれは親思いの子でございました。来月が誕生日でございますので、家内とも相談をいたしまして、かねて欲しがっていたゲーム機を買ってやろうなどと申していたのでございますが、それも今となりましては不用となってしまいました。しかしこれも運命というものでございましょう。あきらめるよりほか、仕方がございません。」
- あくまでも感情におぼれることなく、丁寧に落ちついて応待をするのが礼儀です。
- 礼儀正しく、短く、簡潔な言葉でお礼を述べます。
- 故人と、その弔問客との間柄を心得て応接をするようにします。
ただし「ありがとうございます」というのは、場所柄ふさわしくありません。「恐れ入ります」あるいは「いたみ入ります」と答えるのが適当です。
その2
「早速のお悔み、恐縮でございます。親に先立つ子は親不孝、などと申しますが、とんでもございません。我が子ながらそれは親思いの子でございました。来月が誕生日でございますので、家内とも相談をいたしまして、かねて欲しがっていたゲーム機を買ってやろうなどと申していたのでございますが、それも今となりましては不用となってしまいました。しかしこれも運命というものでございましょう。あきらめるよりほか、仕方がございません。」
- 受け身で話します。こちらから話しかけることはしないように。
- 喪主や遺族は、弔問客を玄関まで見送らないのが普通です。
- 弔問を受けるのは本来故人です。
遺族はその代理人であることを忘れないようにしてください。