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法事の挨拶:四十九日法要の挨拶

【出だし】列席者へのお礼の言葉

もう一度父の思い出を聞かせて

【出だし】列席者へのお礼の言葉

本日は亡き父の四十九日法要にあたり、皆様お忙しいなか多数のご参席いただきましてありがとうございます。皆様の変わらぬご厚情に感謝の言葉もございません。

【メインテーマ】故人の回想

父が逝き、ここに四十九日を迎えたわけでございますが、私はいまだに、どこかに父がいるように思えてなりません。

夜中に物音でふっと目が覚ました時など、こんな時間に父が何をしているんだろうと思い、あわてて、父がもういないのだと自分に言い聞かせることもしばしばでございます。

これでは父もおちおち成仏していられないだろうと思ってはいるのですが、何とか時間が解決してくれるのを静かに待っているのが現状でございます。

【結び】思い出話の追悼を頼む

本日は誠に心ばかりではございますが、供養の酒席も用意してございます。どうかお時間の許す限りごゆっくりお過ごしになり、もう一度父の思い出を聞かせていただきたいと存じます。

皆さま、本日はありがとうございました。これにて、私のごあいさつとさせていただきます。

故人へのご厚情に感謝をする。四十九日が過ぎ、少し落ち着いたところで改めて故人に対する厚情に感謝の気持ちを表します。

四十九日法要での挨拶(友人)

いまだに亡くなったことが信じなれない

【出だし】故人の回想を具体的に

○○君が帰らぬ人となって、はや四十九日。本当に時の流れというのは早いものでございます。

私が電話をかけようと思って携帯のアドレス帳を見て○○君の載っているページにくると、必ずといっていいほど電話をかける手を止めて、○○君の電話番号に見入っている自分に気がつきます。

この番号に電話すれば、いつでも元気な声が聞こえてくるような気がしてならないのです。

私の頭のどこかでまだ○○君が亡くなったことを信じることができないのでしょう。ましてや、もっと身近におられた奥様やお子様にとってはなおさらのことと拝察いたします。

【メインテーマ】遺族を激励する

もうすでに○○は亡き者とわかってはいるのですが、まだ気持ちの整理がついておりません。一日も早く立ち直らねばと思っております。

奥様やお子様のお心を乱すようなことを申し上げてしまいお詫びのしようもありませんが、私は非常に悔しくてなりません。

生前○○君が私に示してくれた友情に報いるためにも、できるかぎり奥様やお子様のお力になりたいと思っております。どうか、この悲しみに決して負けないようお心を強くお持ち下さい。

【結び】改めてお礼を

本日はお招きにあずかりありがとうございました。

<冗談は避ける>生前の故人を偲び、遺族になぐさめの言葉をかけます。四十九日たったとはいえ、遺族はまだ悲しみにくれていることには変わりありません。冗談を言うような軽率なあいさつは避けましょう。友人らしく素直に友の死に対する感情を言えば良いでしょう。ただし、静かな口調で話しましょう。

四十九日法要での挨拶(社員代表

いまだに亡くなったことが信じなれない

【出だし】招待へのお礼

○○製薬新潟営業所の○○でございます。

本日は○○さんの四十九日法要のお知らせをいただき、新潟営業所を代表しましてお参りに伺いました。

【メインテーマ】故人との回想する

本当に早いもので、○○さんが亡くなられた日は小雪が散らついておりましたのに、今は春の盛りでございます。○○さんのことを思うたび、季節の移ろいに人生の無常を思い合わせてしまうこの頃でございます。

【結び】故人への報告

故○○所長の辣腕(らつわん)ぶりは有名でした。

したがいまして、後任人事は難航いたしました。しかし、ようやく副所長だった私がおよばずながら後を引き継ぐということになりました。

○○さんに仕込まれた仕事のあれこれを思い出しながらの毎日でございます。

本日はこのご報告もかねて、まいらせていただきました。

会社代表、社員代表で出席するときは、その後の仕事事情、仕事の経過報告を簡単に入れる。